遊戯王マスターデェエルをアラサーへ勧めたい話

ゲーム

決闘者引退の日

小学生の頃、オシリスの天空竜入りのデッキが盗まれたPすけです。

確か、ゲームボーイカラーの遊戯王のゲーム(ナンバリングの4つ目だったかな・・・?)に付いてきたんですよ。オシリスの天空竜。

あの当時は結構ショック大きかったです。やっぱり。というか、それがきっかけですよ。僕が決闘者(デュエリスト)を引退したのは。

その日、Pすけという一人の少年(当時10歳ぐらい)の決闘者人生が幕を閉じたのであった・・・

男は再び決闘者となる

そして、月日は流れ・・・

少年は「男」となる。そう、Pすけは男ぉぉ!!となった。

もう、オシリスの天空竜を想い、夜な夜な枕を涙で濡らすようなことはしない。

流れる月日がPすけを変えた。結婚し、子供も産まれた。家族を守るために、その肉体と魂を仕事へと捧げたのだ。

もうその魂に、決闘者としての灯がともることなど無い・・・無いはずだったのだ・・・!

そう、この『遊戯王マスターデュエル』に出会うまでは・・・!

気付いたら、スマホでアプリをダウンロード。

かつて少年だった決闘者の魂がまだ残っていたのだろうか、Pすけは再び決闘者となったのであった!!

1ヶ月ほどプレイしての感想(微課金)

というわけで、以下ちまちま1ヶ月ほど進めてプラチナランク(Tier5)に到達したところまでの感想です。※7,000円ほど課金(そのことを知った妻からは冷たい目をされましたが)しています。

いや、めっちゃ面白いです。

スマホのカードゲームアプリはシャドバやデュエマスなどいくつか触りましたが、今一番おすすめ出来るのは『遊戯王マスターデュエル』で決まりでしょう。そして、特におすすめしたいのは、Pすけと同年代であるアラサーの方々なんです!

アラサーへのおすすめポイント

その理由を2つ挙げてみます。

①懐かしくて、とってもノスタルジックな気分

本当に30代前後って遊戯王ドストライク世代だと思います。小学生の頃、漫画も読んでたし、アニメ(初代)も見てたし。そして、もちろん紙のカードで遊んでいました。
Pすけは苦い思い出と共に決闘者を引退しましたが、やっぱり20年もすると楽しかった記憶の方が鮮明に残ってますね。
小学校から帰ってすぐに友達の家に遊びに行ってデュエルをするのは最高だったし、週末に親の買い物に付いて行ったとき、1パックだけって約束で遊戯王のカードパックを買ってもらうのが楽しみでしたね〜しみじみ。
という具合でノスタルジックになれるのも、このマスターデュエルでは紙のカードを非常に忠実に再現してくれているからなんです。あの頃に持っていた、もしくは欲しかったカードがそのままスマホで再現されて、しかもデュエルで使えるのはめちゃめちゃ嬉しいです。

②スマホで出来るから、時と場所を選ばずに「ドロォー! 俺のタァーン!!」が可能

アラサーになると家族が出来る方が増えてくると思います。家族との時間は楽しい反面、ふと一人の時間も欲しくなるもの。そんな時にさっとスマホを取り出せば、すぐに決闘者になれる! 素晴らしい!!
デュエルを一戦するのは少しまとまった時間を要しますが、スキマ時間にデッキの確認をするだけでも気分転換出来るのでオススメです。
また、子持ちアラサーのお子様の中には、抱っこしないと寝てくれないタイプが一定数いると思います。(いますよね? Pすけの子供だけなのだろうか?) そうなると、ひたすら抱っこするしかないのですが、その時の胸中は『虚無』です。場合によっては一時間以上抱っこしないといけないので、途中でどうしても疲れるし飽きてきます。テレビを見ようにも音量は上げられないので無音状態。それも楽しくない。そんな時のお供にぜひ、「遊戯王マスターデュエル」を。

以上、オススメの理由を挙げましたが、一方でアラサーが最初に躓くであろうポイントもあります。

アラサーの躓きポイント

それは、専門用語増えすぎぃ!問題です。

残念ながら、幼き決闘者の魂にはエクシーズ召喚やリンク召喚、それにチューナー?? ペンデュラム?? なんて言葉は刻まれていませんでした。アプリ起動時に丁寧なチュートリアルはありましたが、Pすけの中で使いこなせるビジョンが見えませんでした。20年ぶりに復帰したPすけは完全に浦島太郎状態だったのです。

「あ〜Pすけは決闘者ではなく、ただの人間になってしまったんだ・・・」

失意のままに、このままアプリをアンインストールするところでした。ただPすけ、日々の子育てで培われた忍耐力を発揮して、プレイすること1時間ほど。悟りを開きました。

『とりあえず相手のライフを0にすればええやん!(投げやり)』

エクシーズだのリンクだの、ただの手段でしかないのです。チューナーにしてもペンデュラムにしても訳が分からなければ、別に無理に運用する必要はないのです。分からないものを一気に理解しようとしても萎えてしまうだけなので、一旦放置。とりあえず、「青眼の白龍」デッキでブルーアイズを並べまくる単純戦法を取ることに。

結果として、デュエルを重ねるごとに自然と相手のカードのテキストを読み込むことになるので徐々にルールやカード効果を把握することができるようになりました。今ではエクシーズやリンクもどんと来いや!って感じです。ペンデュラムだけは今でも良く分かりませんが、それでもプラチナランクまでは行けたので、普通に楽しむ分には問題無しです。

まとめ

以上、ここまでつらつら書いてきましたが、ここからまとめです!

  • 安定の遊戯王なので、面白さは折り紙付き! すぐに決闘者になるべし!
  • ただ、カードの効果が多岐にわたるので、慣れるまでは勝とうと思わずにひたすらデュエル!

という訳なので、これから『遊戯王マスターデュエル』をプレイされる皆様におかれましては、まずは決闘(デュエル)を重ねることを推奨します。今日ドローをしなければ、決闘者の明日はやってこないのです。

おわり。


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